Go 1.3 がリリースされたわけですが、追加された機能の中に、godoc の静的解析機能というのがあります。
詳細は
http://golang.org/lib/godoc/analysis/help.html
に説明されています。
Go 言語で書かれたコードの読解に役立ちそうな、非常に便利そうな機能なのですが、いまいち動かし方がわからなかったので調べてみました。
といっても特に難しいことはなくて、
$ godoc -http=:6060 -analysis=type -src
または
$ godoc -http=:6060 -analysis=pointer -src
とするだけです。
対象のパッケージは $GOROOT/src/pkg と $GOPATH から拾ってきてくれるようです。
また、-analysis=pointer を指定した場合は 数分 時間がかかります。
ブラウザで http://localhost:6060/pkg/ を開くと、おなじみのパッケージリファレンスが出てきますが、Implements、Method set や Internal call graph (-analysis=pointer を指定した場合) といった項目が追加されているのがわかります。
また、Package files という項目にソースコードのリンクが張ってあるので辿ってみると、ソースコードがタグ付けされていて caller や callee に飛べるのがわかります。
個人的には Implements が表示されるようになったのが嬉しいです。
機能の詳細については
http://golang.org/lib/godoc/analysis/help.html
を見てみてください。